眠れないとき。医師が唱える「20分間ルール」とは?

夜に眠れないと、次の日に疲れているだけではなく、からだもよくありません。もし慢性的に睡眠不足なら、健康がむしばまれているかも。

脱・睡眠不足、不眠のために

睡眠障害がつづくと免疫力も落ちるので感染症にかかりやすくなってしまいます。イライラや気分の落ち込み、不安などの引き金にもなります。研究では睡眠不足は体重増加や、心臓病のリスクが高まり、高血圧やⅡ型糖尿病や、寿命が縮まることにもつながるとも言われています。

一方で、良質な眠りは記憶力やよい精神状態、ホルモンの調整や全般的な回復のためにもよいそうです。(これは、新しい情報を学び、定着させるために新たな神経回路をつくるのには脳をやすめる必要があるため)。また、気分を落ち着かせたり、問題を解いたり、判断をするには落ち着いていたほうがよいのは明らかです。

でも、どんなにがんばっても眠れないときはどうすればよいのでしょうか。そこで睡眠の専門家に眠れないときにためしたい小さなコツを教えてもらいました。
眠れないとき。医師が唱える「20分間ルール」とは?

「睡眠サイクル」見直しを

春、新生活のスタートを迎える季節がやってきた。この時期、生活で見直してほしいのが「睡眠サイクル」だ。特に、夜更かしや深夜勤務に慣れてしまっているのに、就職や職場異動で春から朝型生活をしなければいけない、そんなあなたは要注意だ。
●体内時計に乱れ

 どうすれば睡眠サイクルを正常化することができるのか。睡眠医療に詳しい国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神生理研究部の三島和夫部長に聞いた。

 人間の体には、1日周期でリズムを刻む体内時計があり、正常に働いていれば、日中は体や脳の働きが活発になり、夜間は休息状態に切り替わって自然な眠りに導かれる。これが乱れると、朝起きられなかったり、夜の寝付きが悪くなったりと、睡眠サイクルが崩れる。
「睡眠サイクル」見直しを

良い仕事、眠り方改革から(Bizワザ)

「春眠暁を覚えず」の季節、ぐっすり眠っていますか。寝坊するほど眠るのは仕事に支障が出るが、一方で春は人事異動などで慣れない新生活のなかすっきり眠れないビジネスパーソンも多い。よく眠れなければ長時間寝ても身体や脳に疲れが残る。質の良い仕事をするには眠り方改革も重要、ということで良い睡眠のコツを探った。

 「就寝してから約90分間が勝負の時間です」。寝具メーカー、エアウィーヴ(東京・中央)で睡眠の講師を務める長谷川恵美氏はこう指摘する。

 理想の睡眠時間は7~8時間と一般的にいわれる。眠りには大脳を鎮静化させる「ノンレム睡眠」と、大脳を活性化させる「レム睡眠」の2種類がある。
良い仕事、眠り方改革から(Bizワザ)

平均睡眠時間は6.1時間 睡眠の満足度は…

理想的な睡眠時間は平均7.3時間。だが、実際の睡眠時間の平均は6.1時間と1時間以上短く、3人に1人は睡眠に対して何らかの不満を持っていることが、睡眠に関する実態と満足度の調査で分かった。調査を行ったのは、いびきを軽減させる鼻腔挿入デバイス「ナステント」を開発販売する(セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ(東京)。
睡眠に関する悩みとして挙げられたのは「朝起きても眠気を感じる」(31.7%)、「寝ても疲れがとれない」(30.7%)、「睡眠の質が悪い」(27.0%)など。女性は、朝の眠気・疲労に加え、「なかなか寝付けない」といった悩みを挙げた割合が男性よりも高く、男性は、「いびきをかいている」や「無呼吸になることがある」といった悩みが多かった。
平均睡眠時間は6.1時間 睡眠の満足度は…

花粉症シーズン本格到来 夜ぐっすりには睡眠対策が肝心

本格的な「花粉症」の季節が到来した。日本気象協会によると、今年は東北から四国地方までの広い範囲で、前シーズンの飛散量を上回る見込みだという。この時期は花粉症の症状でしっかり眠れないという人も増える。花粉症に悩んでいる人には睡眠対策が必要だ。

「花粉症の季節になると、さらに眠れなくなる」

花粉シーズンに入ると、もともと睡眠に不安を抱えている患者からそんな訴えが増えるという。鼻づまりや鼻水といった花粉アレルギーの症状で睡眠に悩んでいても、いきなり外来を受診する人は多くないだろう。だからこそ、日頃の対策が大切だ。「ベスリクリニック」(東京・千代田区)で睡眠外来を担当する作業療法士の菅原洋平氏は言う。
花粉症シーズン本格到来 夜ぐっすりには睡眠対策が肝心

美人睡眠プロが教える「最高の寝室の作りかた」

リラックスできる寝室が眠りを誘う
「春眠暁を覚えず」と詠われているように、春は睡眠に最適な季節。 睡眠を改善するためには睡眠環境が大切です。快眠を得るための寝室環境について 睡眠改善シニアインストラクターの内海裕子さんに伺いました。
美人睡眠プロが教える「最高の寝室の作りかた」

「春は寝ても寝ても眠い? 春の眠気の原因と対処法」

「春眠暁(あかつき)を覚えず」といわれるように、春はいつまでも寝ていたかったり、日中眠かったりすることがあります。
これは寒暖・気圧の差が激しいことや日の出が早くなることによる、自律神経・生活リズムの乱れが影響しています。今回は、春に眠くなる原因とその対処法について解説します。
「春は寝ても寝ても眠い? 春の眠気の原因と対処法」

睡眠に関する調査、9割以上が睡眠に不満 「寝ても疲れがとれない」

 フジ医療器が20歳以上の男女4303名に対して実施した「第5回 睡眠に関する調査」によると、9割以上の92.6%が睡眠に「不満がある」と回答し、「寝ても疲れがとれない」と感じているとわかった。
 2011年に実施した第1回から毎回、睡眠に不満を持つ人の割合は90%を超えている。今回、睡眠に「不満がある」と回答した人に対して、睡眠に関する「もっとも不満に感じること」をたずねたところ、「寝ても疲れがとれない」(19.3%)、「何度か目が覚める」(15.0%)、「朝すっきりと起きられない」(11.1%)、「なかなか寝付けない」(10.8%)と続いた。
睡眠に関する調査、9割以上が睡眠に不満 「寝ても疲れがとれない」

中高年を襲う危険な睡眠時無呼吸症候群…いびきや倦怠感、脳卒中やうつなどの合併症も

中高年になると、体のあちこちに不調が見られるようになる。生活習慣病も気になる年頃だが、最近では「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の危険性も聞かれるようになった。

 SASとは、気道の閉塞などが原因となり、睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気である。いびきや日中の倦怠感といった症状が特徴で、重症化すると高血圧や脳卒中などの合併症を引き起こすこともあるという。

 太った中年男性によく見られる病気として注意が促されているが、グッドスリープ・クリニック浜松町の院長で、日本睡眠学会認定医の齋藤恒博氏によれば、「程度に差はあれど、誰でも発症する可能性のある病気」とのこと。

「SASは老眼のようなもので、軽度の症状は多くの人に見られるものです。そのため、自覚症状がない人も少なくありません。

ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2018/03/post_22604.html
Copyright c Business Journal All Rights Reserved.
中高年を襲う危険な睡眠時無呼吸症候群…いびきや倦怠感、脳卒中やうつなどの合併症も

低ストレス女性の習慣に“脱・睡眠負債”のヒント 就寝前は「夕食を早めに済ませる」朝の目覚めは「コーヒーよりコップ1杯の水」

高ストレス女性は「休日の睡眠」に期待し平日の眠りが不足しがち

流行語にもなり、一躍注目を集めている「睡眠負債」。日々の睡眠不足が積み重なっていくことを例えた言葉ですが、メディプラス研究所「オフラボ」でも睡眠とストレスの関連に着目しています。今回は睡眠の“質”を左右する、眠りの前後の行動の違いについて分析しました。
■ 低ストレス女性は「規則正しい生活」や「十分な睡眠」を重視。体内の“巡り”にも気遣い
上記は全国14万人(男女各7万人)におこなっている「ココロの体力測定」調査の「セルフケア」30項目から生活習慣に関するものを抜粋し、高ストレス女性と低ストレス女性を比較したグラフです。「規則正しい生活をしている」と回答した低ストレス女性は高ストレス女性の約2.5倍と意識の高さが見られ、次いで「十分な睡眠をとる」が1.8倍と続き、各習慣の中でも重視している傾向でした。
低ストレス女性の習慣に“脱・睡眠負債”のヒント 就寝前は「夕食を早めに済ませる」朝の目覚めは「コーヒーよりコップ1杯の水」