眠れないとき。医師が唱える「20分間ルール」とは?

夜に眠れないと、次の日に疲れているだけではなく、からだもよくありません。もし慢性的に睡眠不足なら、健康がむしばまれているかも。

脱・睡眠不足、不眠のために

睡眠障害がつづくと免疫力も落ちるので感染症にかかりやすくなってしまいます。イライラや気分の落ち込み、不安などの引き金にもなります。研究では睡眠不足は体重増加や、心臓病のリスクが高まり、高血圧やⅡ型糖尿病や、寿命が縮まることにもつながるとも言われています。

一方で、良質な眠りは記憶力やよい精神状態、ホルモンの調整や全般的な回復のためにもよいそうです。(これは、新しい情報を学び、定着させるために新たな神経回路をつくるのには脳をやすめる必要があるため)。また、気分を落ち着かせたり、問題を解いたり、判断をするには落ち着いていたほうがよいのは明らかです。

でも、どんなにがんばっても眠れないときはどうすればよいのでしょうか。そこで睡眠の専門家に眠れないときにためしたい小さなコツを教えてもらいました。
眠れないとき。医師が唱える「20分間ルール」とは?