眠れない? そんなときは「To-DOリスト」を書こう

寝付きが悪くて困っている人々に向け、ある「シンプルな習慣」で睡眠までの時間を短くできるという新たな研究が発表された。

瞑想ではない。翌日にすべきことをリストにして書き出すのだ。To-Doリストを書くことで、脳は覚えておかなければいけない事柄を“放り出す”ことができ、それによって効率的に眠りにつくことができるという。

意識から心配事の“荷を降ろす”

米国ベイラー大学の研究者たちは18?30歳の健康な若者を2つのグループに分け、ひとつのグループには翌日、あるいは近日中にしなければいけないことを書き出させた。もうひとつのグループは、過去数日間に行ったことを書き出した。それから被験者たちは研究室のなかで眠り、睡眠ポリグラフ検査によって、脳波、血中酸素レベル、心拍数、呼吸、目と足の動きが調べられた。
眠れない? そんなときは「To-DOリスト」を書こう