温かい食事と睡眠大切に 受験生の生活・体調管理

いよいよ受験シーズン到来。受験生が持てる力を発揮するためには、体調管理が欠かせない。注意すべきことはあるが、「普段通り」の生活を送るのが基本だ。風邪をひいた人や花粉症の人は、薬をのんで試験に臨まなければいけないケースも考えられるが、最近は眠気を引き起こしにくいタイプの薬もある。医師や薬局の薬剤師に相談してみよう。

 この時季、インフルエンザの予防接種は例年ならおおむね済んでいるが、昨秋はワクチン不足で未接種の人もいる。家庭医・総合診療医で、相模原市立千木良診療所長の菅野哲也さん(43)は「接種を中止していたクリニックでは、昨年十二月から再開したところも多い。今からだと接種の効果が出るのは二月以降になるが、まだ打っていない受験生や家族は早めに打った方がいい」と勧める。
温かい食事と睡眠大切に 受験生の生活・体調管理

寝顔は天使! 医学博士に聞いてみた「疑問だらけの子どもの眠り」

わが子が幼稚園生の頃、「今日、ゾンビが出る夢を見た…」と怖い夢の話をしてくれたことがありました。初めて夢の話をしてくれたので、今でも鮮明に覚えています。そこで思ったのは、子どもっていつ頃から夢を見るようになるのか、ということ。

眠りながら笑っているのを見て「楽しい夢でも見ているのかな」と思ったことのあるママも少なくないのではないでしょうか。でも、赤ちゃんに直接尋ねるのは難しいですよね。そこで子どもの夢について、専門家の方にお話を聞いてみることにしました。
寝顔は天使! 医学博士に聞いてみた「疑問だらけの子どもの眠り」

何時に起きるのがベスト?合格する生徒の睡眠法

3 Lines Summary

・昼休みに少しでも昼寝をする習慣を身に付けると良い
・記憶力重視の科目は寝る前に勉強すると定着しやすい
・体内時計を崩さないよう睡眠リズムを一定にする
いよいよセンター試験まで、残り3か月を切っている。

受験生は寝る間も惜しんでラストスパート中だが、一方で睡眠不足は学習効率を落としてしまう。

そこで睡眠シリーズ第7弾は、睡眠のエキスパート、ニューロスペースの小林孝徳社長に「合格する生徒の睡眠法」を鈴木款解説委員が聞いた。

何時に起きるのがベスト?合格する生徒の睡眠法

【Q&A】イビキ・無呼吸が成長に影響!?「子どもの扁桃肥大」とは?

「異常なほど、大きなイビキをかいているな~」
「呼吸が止まっているかも……?」
など、わが子の睡眠に何かしらの違和感を抱いたことはありませんか?
実はこの症状、“扁桃肥大(へんとうひだい)”という喉の病気かもしれません!
そんな“扁桃肥大”について、内科・循環器内科で子どものいびき・睡眠障害の外来を専門としている阪野クリニック院長・阪野勝久先生に“症状や対策”を伺いました。
いったいどのような症状なのでしょうか。
Q:「扁桃肥大の原因」は、何でしょうか?
【Q&A】イビキ・無呼吸が成長に影響!?「子どもの扁桃肥大」とは?

「早く起きることが苦痛」塾通い・スマホで体内時計リズム〝崩壊〟、寝不足の子供続出…睡眠教育の効果は

睡眠障害に伴う体調不良で、授業中の居眠りなど日常生活に支障が生じている子供が増えている。「怠け者」と周囲から誤解され、授業にもついていけず、最悪のケースだと不登校になる。兵庫県内の専門医療機関には、全国から睡眠に悩む子供たちが訪れる。塾通いやスマートフォンの長時間利用などで夜型生活に変化し、昼夜のサイクルと体内時計のリズムが合わなくなって体調不良を訴えるケースが多いようだ。教育現場では仮眠の時間を設けるなど、生活習慣を改善する「睡眠教育」の取り組みも進められている。(坂田弘幸)

日本で唯一の子供の入院治療施設

 兵庫県立リハビリテーション中央病院(神戸市西区)の「子どもの睡眠と発達医療センター」には、朝から親に付き添われた小学生から高校生までの来訪者の姿がみられる。「夜に寝付けず、いつも寝不足感がある」「腹痛やめまい、立ちくらみが治まらない」といった症状を訴える子供が多いという。
「早く起きることが苦痛」塾通い・スマホで体内時計リズム〝崩壊〟、寝不足の子供続出…睡眠教育の効果は

子どもの睡眠時間 生活リズムを見直してみよう

「睡眠」は、成長期の子どもにとって、とても重要です。成長ホルモンの分泌は睡眠中にもっとも多く、「寝る子は育つ」は科学的に実証されています。また、十分な睡眠は、生活リズムを整え、昼間の活動を活発で充実したものにします。

しかし、現代の生活の中で、子どもたちは忙しく、夜更かしになりがち。テレビやスマートフォンなどに夢中で、いつまでたっても子どもが寝ないことにイライラする保護者も多いのではないでしょうか。それでは、子どもたちは実際にどれくらい「睡眠」をとっているのか。東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所「子どもの生活と学びに関する親子調査2016」から、子どもの睡眠にかかわるデータをご紹介します。

子どもたちは朝何時に起きる?

最初に、子どもたちは朝何時ごろ起きるのかについて見てみましょう。【図1】は、起床時刻を学年別に示したものです。ここからは、中1や高1といった学校段階が変わるタイミングで、早起きになっていることがわかります。部活動の朝練がはじまったり、通学時間が長くなったりして、生活リズムが変わる様子が表れています。一方で、受験の学年である中3は、遅めに起きる子どもが増えるようです。
子どもの睡眠時間 生活リズムを見直してみよう

夕方~子どもの落ち着きがない?「むずむず脚症候群」症状をチェック!

突然ですが、お子さんはスムーズに入眠することができていますか?
夜眠る時、もしも“脚が痛い”“動きたい”などと落ち着きがなくなり、脚を動かし始めてなかなか眠ることができないという場合、「むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群:RLS)」である可能性があります。
これは、子どもの睡眠を妨げるひとつの要因とも言えます。
あまり知られていないため、ただの成長痛や子どもの気まぐれだと判断されてしまい、きちんとした対処をされないままになってしまうケースも多いのです。
今回は、医学博士の川上智史先生監修のもと、2児のママである筆者が子どもの睡眠を妨げる“むずむず脚症候群”についてご紹介します。
むずむず脚症候群とはどんな病気?
出典:https://www.shutterstock.com
子どもが「脚がかゆい、痛い」などと言い出した時、原因は何だと思いますか? 
筆者の3歳の息子も入眠時に稀にそのようなことを言いますが、まず手足口病などの感染症を疑い、感染症の症状が見られなければ「きっと一時的なことだったのだろう」と放っておいてしまうことがほとんどです。
しかし、もし頻繁にお子さんが脚を痛がったりかゆがったりして、入眠時に脚を動かしているようであれば睡眠を妨げるひとつの要因として注目されている“むずむず脚症候群”かもしれません。
睡眠障害に詳しい医師坪田聡氏の著書『不眠症の科学』(※1)によれば、以下の症状が見られる場合は“むずむず脚症候群”である可能性が高いとされています。
夕方~子どもの落ち着きがない?「むずむず脚症候群」症状をチェック!

受験生のベストの睡眠時間は?平均睡眠時間と理想の睡眠時間

受験シーズンが本格化してくると、睡眠時間を削ってでも勉強をするという受験生も珍しくありません。
以前は「四当五落(よんとうごらく)」といって、睡眠時間4時間で頑張って勉強すれば合格し、睡眠時間を5時間とると不合格になるといわれていた時代もありました。

長い時間勉強することが良いとされ、睡眠時間を削ってでも猛勉強するがもてはやされた時代です。

しかし、現在では、こんなことはほとんどいわれなくなっています。
受験生のベストの睡眠時間は?平均睡眠時間と理想の睡眠時間
ちょっと気になる役立つ情報

受験勉強で睡眠時間を削っていませんか?中学生に必要な睡眠時間とは?

受験勉強で睡眠時間を削る意義はあるのか
中学生になると急に睡眠時間が短くなったような気がしませんか?
受験生ならなおさら睡眠を削って勉強しているのではないでしょうか。
親としても、ゲームやスマホで遊んでいるのなら、「早く寝なさい!」とることもできますが、受験勉強しているとなると「ほどほどにね。」と先に就寝するという方も多いのでは?

睡眠時間はしっかりとってほしいけど、勉強もおろそかにしてほしくない。
というのが親としての願いではないでしょうか。中学生にとって理想の睡眠時間とはどういったものなのでしょうか?
受験勉強で睡眠時間を削っていませんか?中学生に必要な睡眠時間とは?
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赤ちゃんの寝かしつけに効果的な4つの習慣&5つの方法

「夜遅くまで寝てくれない」「途中ですぐに起きてしまう」……育児中のママが悩むことの多い、赤ちゃんの睡眠。毎日寝かしつけを頑張ってみてもぐずられるばかりで心が折れそうになってしまっているママも多いのではないでしょうか。今回は、赤ちゃんの寝かしつけの際に知っておきたい情報をご紹介します。
赤ちゃんがまとまって寝ないのはなぜ?
赤ちゃんは、夜でもすぐに起きてしまうことが多いですよね。なかなか長時間まとまって寝ない赤ちゃんに、「赤ちゃんは昼も夜も関係ないの!?」と感じるママもいるのではないでしょうか? まずは、赤ちゃんがまとまって寝ない理由について説明します。
赤ちゃんの寝かしつけに効果的な4つの習慣&5つの方法
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