寝る前の夜食は人体に危険!

 仕事が忙しすぎて恋愛や結婚さえ後回しになるような働き盛りの人は、どうしても夕食も遅くなり、ついつい「夜食」をとりがちだ。なかには、お酒を飲んだ後の「締めのラーメン」が習慣化している人も多いだろう。

 しかし、夜遅い時間にたくさん食べることが習慣化すると、将来的に健康リスクが非常に高くなると指摘する専門家もいる。これは「夜食症候群」と呼ばれ、一種の生活習慣病なのだ。具体的には、「1日の摂取カロリーのうち、25%以上を夕食や夜食でとる」ような人は要注意だろう。
 筆者を含め、「なんとなく体によくない」と思いながら、多くの人が習慣にしてしまっている夜食の危険性について、専門家に聞いた。
夜食の習慣化が糖尿病や睡眠障害を誘発も

「『夜食症候群』とは、『生活習慣病』『メタボリックシンドローム』と同様の注意喚起的な病名で、『心筋梗塞』などの病気とは異なります。しかし、夜遅くに多めの食事をとってしまう習慣は、肥満などメタボの原因になるほか、将来的には、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病、脳梗塞や脳出血など心血管系の病気にかかりやすくなるリスクを高めるのです」
寝る前の夜食は人体に危険!脳梗塞や糖尿病等の恐れも…炭水化物やお酒はさらにリスク増
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