歯ぎしりを放置すると不眠に うるさいだけじゃない睡眠への悪影響

歯ぎしりがうるさいと妻や家族に言われたことがある方や朝起きたら頭が痛い、または歯や顎が痛くて悩んでいる方はいませんか? これは睡眠中の歯ぎしりが原因で起きているかもしれません。

歯ぎしりは放置していると、一緒に寝ている人の睡眠を邪魔してしまうばかりか、不眠症の原因にもなる可能性があります。こちらの記事で歯ぎしりによって起こる問題、原因や対策法について詳しく見ていきましょう。

歯ぎしりのおさらい 歯ぎしりとは?

歯ぎしりといえば、寝ているときに歯をぎしぎし、ぎりぎり、ごりごりと音とともにこすり合わせることで知られていると思います。歯ぎしりはブラキシズムといわれる症状のなかのひとつで、他にも2つの症状があります。合わせて以下で説明します。

グラインディング

一般的に歯ぎしりといわれるのはこれで、上下の歯をぎりぎりとこすり合わせて不快な音を出します。睡眠中に多い症状です。

「グラインダー」という言葉を聞いたことありませんか? 私は中学生の頃「技術」の時間にこれを使って木をがりがり削って、小さいイスを作らされました。

というのはどうでもいいんですが、グラインディングという語はこの物をがりがり削るためのグラインダーと同じ語源(grind=削る)です。

クレンチング

「歯を食いしばる」というのがこれです。ぎゅっと力を込めて上下の歯を噛み締めます。これは寝ている時よりも起きている時に、無意識のうちに行われていることが多いです。

タッピング

タッピングは歯をかちかちと小刻みに噛み合わせる行為です。

睡眠中の歯ぎしりは放置するとなにか問題がある?
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