眠れない日本人 働き方改革のトレンドは「睡眠施策」

過去最低を更新した日本人の睡眠時間。「睡眠改善」から働き方を改革しようとする企業が登場してきている。

 PR会社のプラップジャパンは11月14日、2017年の「働き方改革」のトレンドをまとめたレポートを発表した。日本人の睡眠時間が過去最低を更新し、睡眠不足による日本の経済損失が約15兆円ともいわれる中で、働き方改革の一環として睡眠施策を導入する企業が登場しているという。
 総務省統計局が今年発表した調査では、日本人の有業者の睡眠時間は男女平均で7時間13分となり、1976年の調査開始以来最も短かった。ビジネスパーソンの多くが睡眠に問題を抱えており、国内の大手企業では睡眠対策の取り組みが始まっている。
眠れない日本人 働き方改革のトレンドは「睡眠施策」