救急医の燃え尽きも防ぐ 夜勤職場の睡眠法

救急医として働く上で、通常の診療時間外に勤務する「当直」「夜勤」や、日中と夜間の勤務を交代で担当する「シフト」で働くことは不可避です。若くて体力があった頃には何度でも耐えることのできた当直や夜勤などの勤務も、年齢が上がるとともに負担になっていくのも事実です。どうしてでしょうか? それは、通常なら睡眠に充てられる時間に覚醒して仕事をするため、当直や夜勤は睡眠サイクルに悪影響を与えるからです。とはいえ、「困った人を助ける」という仕事上、世間の皆さんが寝静まった時間帯でも、誰かが働かなくてはなりません。そのような勤務体系で、できるだけ負担を減らし、疲労を蓄積しないためにはどうすればいいでしょうか。
救急医の燃え尽きも防ぐ 夜勤職場の睡眠法